
3月30日、文学散歩を実施しました。ちょっと寒くて強い風の中だったのですが、からたちの花の時期にはもっと白秋を身近に感じることができそうな『白秋童謡の散歩道』です。
『みみづくの家』のあった『伝肇寺』をとおり、小田原の海を見下ろしながら西海子どおりにある文学館へ。例年なら満開の桜のトンネルを通って文学館へのはずだったのですが・・・
ところどころ案内板に記載されている童謡をみんなで合唱しながら歩いて2時間程度でしょうか。

冷えた体には「文学館カフェ」でいただく『つぼ焼きいも』や『あめふりしるこ』が甘くて暖かくておいしかったです。
午後からは、柳川観光大使の原さんからいただいた白秋が幼い頃見ていた“からたち”から数えて4代目にあたるという苗の記念植樹を行いました。
(観光大使の原さんです) |
(からたちの苗。元気に育ちますように。) |

小田原高校の生徒さんによる朗読(後ろの着物は白秋の2人目の奥様の江口章子(あやこ)さんの着物)やオカリナサークル『虹』による「この道」や「からたちの花」などの演奏も行われました。
続いて31日ですが、文学散歩は暴風雨のため途中で中止となってしまいました。天気には勝てないですよね。
シンポジウムは予定どおり実施です。あの雨と風の中110人ものお客様が集まってくださいました。

(左から進行:竹村忠孝氏、パネラー:柳川の原達郎氏、小田原の田中美代子氏、平塚の古賀信也氏、三浦の田中健介氏)

江口章子さんの着物と柳川由来の「さげもん」、柳川、小田原、平塚、三浦の写真や観光パンフレット等も飾りました。
「白秋の思いを唄と踊りに」では、『平塚市文化連盟』による『ほっくり節』の踊りと『コールめんどり』と『コールキャロット』による「待ちぼうけ」「アメフリ」など白秋童謡が披露されました。
