2011年8月2日火曜日

『おだわら文学散歩マップ』を作りました。

 明治の文豪斎藤緑雨をして「山よし海よし天気よし」と賞された小田原には、明治の頃よりその温暖な気候や城下町の風情に惹かれ、皇族や政財界の重鎮など著名な人物が多く訪れ、居を構えました。  
 今もまちの記憶としてそこここに息づく文学者たちの有形無形の足跡(そくせき)をたどってみませんか?
 坂道も交えた自然豊かな健脚向きの小田原駅西口コース、主に平坦な市街地を散策する小田原駅東口コース、のどかな港町をのんびり歩く早川コースの3コースと白秋童謡の散歩道のコースを紹介しています。
 いずれのコースもゴールは幕末の志士で宮内大臣も務めた・田中光顕(みつあき)が建てた別邸で、現在の文学館になっていますので、散歩の後のひと時は大正モダン調の和風建築 白秋童謡館で白秋童謡の世界に浸り、昭和12年に建築された南欧風の洋館、小田原文学館本館で小田原出身またはゆかりの文学者に想いをはせてみてはいかがでしょう。
 西海子サロンで実施する文学散歩で活用していくほか、希望者には小田原市立図書館、小田原市立かもめ図書館、小田原駅観光案内所にて配布をしています。
 マップの大きさはA3サイズですが、ハンドブックに入るように15センチ×10.5センチに畳めるようになっています。

0 件のコメント:

コメントを投稿