30日(金)に、柳川から贈られた“からたち”の記念植樹を行います。(時間は調整中)
今回いただいた“からたち”は白秋が幼い頃見ていた“からたち”から数えて4代目にあたるという苗だそうです。白秋の母校柳川の矢留尋常小学校(やどみじんじょうしょうがっこう)の通学路「鬼童小路」(おんどこうじ)に植えられていた“からたち”。白秋はその“からたち”に格別の思い入れがあり、生涯を通じて重要なイメージとなりました。『からたちの花』はその原風景から生まれた詩です。
『からたちの花』(北原白秋作詞)
からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。
からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。
からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。
からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかったよ。
からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。
30日は『小田原の文学に光と風を送る会』による朗読会やオカリナサークル『虹』によるコンサートも予定されています。
白秋が通った『カフェプランタン』のブレンドと同じように入れた白秋ブレンド珈琲(300円)や白秋カステラ(800円)小鳥クッキー(100円)も用意しています。
また、現在白秋童謡館では、古くから白秋の故郷・柳川に伝わる『さげもん』を展示中。
本物を始めて見ましたが、温かみがあります。
3月16日(金)からは、文学館にて「白秋の掛軸」と銘打ってこれまで小田原市で収集してきた白秋直筆の掛軸の一端が展示されています。白秋一色の小田原です。
問い合わせは【小田原市立図書館:0465(24)1055】まで。
0 件のコメント:
コメントを投稿